copywrite by Nakano
Mineko
イラストに添えられている‘詩’はコピーライター中野 峰子 様に寄るものです。
Copyright (C) Nakano Mineko All rights reserved
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初詣お寺巡りバスツアー、火鉢にあたり雪の庭を
修行。
明け方近くの雪が積もって
いっそう冷える禅寺の庭。
襟を正して、背筋を伸ばし
ほんのちょっぴり修行の気分。
シーンと静寂の音が聞こえる。
五感が冴えたら、お腹が鳴った。
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アウトレットモールのバレンタインセール行列待ちの最後尾、チョコレート売りのワゴン、ピンクのパンダがハートの風船プレゼント
恋心。
あれにしようか、こっちもいいな。
小さなわたしのチョコ選び。
おこづかい貯めて買ったのは
お父さんへのハートチョコ。
自分のチョコも欲しかったけれど
ぐっとガマンの恋心。
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恐竜博物館に幼稚園の遠足、魚竜の化石や人類の進化の展示
おわかれ遠足。
博物館で見たものは
アンモナイトに恐竜の化石。
ここにあるのは死んでるけれど
みんな生きてる、私たち。
卒園したら、この遠足も
「遠い昔」になっちゃうんだね。
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桜の花びら舞い散る温泉の河原に屋形船風の足湯、山ガールも
初体験。
３歳の子と初めて行った
温泉街へのお花見旅行。
一番前に乗るロープウェイ、
知らない人と一緒の足湯。
入園式まであとわずか。
初体験を積み重ねていく。
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芝生でくつろぎながら聞くバンドスタンドのコンサート
バラ園。
今を盛りのバラ園に
流れる弦楽二重奏。
花の香りに包まれて
ひとみ閉じれば貴族の気分。
ガラスの靴はないけれど、
隣にあなたがいてくれる。
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カキツバタ屏風の上で花を撮るアマチュアカメラマン
カキツバタ。
高速道路をビュっと飛ばして
カキツバタ園を訪れた。
手軽な日帰り旅行だけれど
平安歌人の旅情を思う。
屏風絵と同じ眺めがずっと
未来も続きますように。
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防波堤に上り漁村の見える海水浴場へ親子で
海の思い出。
今年の夏も息子を連れて
実家の海へ里帰り。
帰りのバスは当分来ない
空白の多い時刻表。
砂のお城とカニと貝殻…。
ひとつひとつが思い出になる。
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７００系新幹線ひかりレールスターがホームに帰省の親子が写真を撮って
家族旅行。
のりもの好きな息子のために
ダイヤを調べた家族旅行。
新型車両だ！わぁ、すごい！
よろこぶ顔を録画する。
寝台特急、SL、ローカル。
まだまだ、旅はこれからよ。
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河川敷で市民イベント熱気球体験やチアリーディング
気球。
生まれて初めて気球に乗った。
子どもに負けない歓声を上げる。
いつもの街が小さく見えて
心がふんわり軽くなる。
地平線のそのまた向こう
まだまだ遠くに行ける気がした。
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野外彫刻美術館を巡って鑑賞
芸術の秋。
秋の青空に誘われて
遠出して来た彫刻公園。
大きなオブジェに並んで座ると
芝生がひんやり心地いい。
ゴロリと寝転び見上げたら
不思議な写真が撮れちゃった。
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道の駅でバイク休憩
ツーリング。
秋風とともに駆け抜ける
大型バイクのツーリング。
紅葉色づく峠を抜けて
ご当地グルメに舌鼓。
免許を取って初めての旅。
知らない景色が見えてきた。
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空港搭乗ゲートにクリスマスツリー、夕暮れの滑走路エプロンで働くスタッフ
サンタクロース。
北海道行きの飛行機は
定刻通りに離陸した。
空から見下ろす街の明かりが
ジングルベルを歌ってる。
サンタクロースになった気分で
みなさん、メリークリスマス!？
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