このホームページの作品の中から
原画約20点を、清荒神、六軒茶屋
に展示しています。
2009年/11月8日(日)〜12月5日(土)
清荒神、和風喫茶/六軒茶屋
阪急電車清荒神駅下車、参道を徒歩2分
TEL.0797-81-6515
(月曜日、雨の日はお休みです)
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copywrite by Nakano
Mineko
イラストに添えられている‘詩’はコピーライター中野 峰子 様に寄るものです。
中野さんのホームページはこちら。
Copyright (C) Nakano
Mineko All rights reserved
初詣の神社の参道の店、開運、占い、宝くじ、御利益。
大吉。
年の初めのためしとして
引いたおみくじ大吉だった。
みんな元気の幸せ家族に
新しい風の吹く予感。
「何かいいこと」は自分でつくる
夢をかなえる一年にしよう。
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国鉄の廃線、車掌車のヨ800刑がある廃駅の公園で雪遊び
花びら。
夕べの雪に塗り替えられて
まっさらな白い散歩道。
花びらのようにてんてんと
先ゆく犬が足跡つける。
ここ掘れワンワン。春を探そう!
寒さにこわばる頬が緩んだ。
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ボンネットバスにバスガール、梅の名所。
カメラ。
デジタル一眼ぶら下げて
ちょっとレトロな観梅の旅。
俳句をひとつ捻り出し
昭和の気分でシャッターを切る。
十里も届くといわれる香りも
画面いっぱい収まるように。
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レトロな大正モダン住宅の庭にはbandstand。村営バスが。
はるかぜ。
静かな里の内科医院に
桜の花が咲き誇る。
四十年前と変わらない
馴染みが今日も顔合わす。
この春、息子の若先生が
戻るらしいよ。孫連れて。
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村の消防団は小型消防車。
自警団。
さわやかな風が吹き抜けて
小さくゆれる稲の苗。
田んぼに映る青空の中に
ウンカかイナゴか害虫の影。
アヒル隊員、全員集合!
今日もよちよち パトロール。
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山の製材所にトーテムポール。
飛翔。
梅雨空の雲を切り裂いて
チェーンソーの音鳴り響く。
切りつける度に丸太から
木屑噴き出し地に積もる。
自由な空へ羽ばたいたのは
彫刻の鳥?それとも自分?
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浜辺で海水浴、エアストリームのトレーラーハウスがあるビーチハウス。
ラムネ色の夏。
波打ち際を素足で歩き
拾った貝殻、穴があいてた。
背中がヒリヒリしてるけど
もっと潮騒感じていたい。
ラムネの瓶を透かして見れば
明日もあさっても夏休み。
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山城、古城跡の石垣にテントを張るボーイスカウトのキャンプ。
古城。
噴き出す汗を袖で拭って
テントを張ろう、ぼくたちの城。
百年前もおんなじ月が
この石垣を照らしただろう。
草叢にコオロギ跳ねたとき
ざわわと風が吹き抜けた。
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里山の村で丸い郵便ポストを撮るカメラ女子。
一眼レフ。
初めて買った一眼レフは
ズシリ、手ごたえプロ気分。
秋空、稲穂、彼岸花
見るものすべてが新しい。
メモリーカードいっぱいに
澄んだ空気を記録した。
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レトロなドライブインと鎮守の森。
秋祭り。
神社の幟ぱたぱた揺れる
畑の中の喫茶店。
「準備中」の札ぶら下がる
ドアから漏れるしの笛の音。
後から太鼓も加わって
明日は本番、秋祭り。
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柿の実る秋の里山をカントリーウォーク。
ふるさと
少し肌寒い秋の午後
田舎暮しの見学旅行。
ふらり立ち寄る縁側カフェで
カップの温もり両手に包む。
お寺の鐘が遠く聞こえる。
私のふるさと見つかった。
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レトロな駅舎の構内にステンドグラスの光りクリスマス。
帰省。
3年ぶりの年末帰省
“今着きました”とメールを送る。
人影まばらな駅のロビーに
赤ちゃんの声が響く“ンマンマ・・・”。
待ちかねている両親へ
孫の笑顔がプレゼント。
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