copywrite by Nakano
Mineko
イラストに添えられている‘詩’はコピーライター中野 峰子 様に寄るものです。
Copyright (C) Nakano Mineko All rights reserved
凧あげ大会。
新春特番に飽きたので
凧あげ大会にやって来た。
家でゴロゴロしていた子供が
水を得たように走り出す。
正月太りも今日でサヨナラ。
凧たこあがれ!息も上がった。
+
+
合格祈願。
高校2年の3学期、
今日も先輩はお休みみたい。
昨夜の雪でぬかるむ足元、
靴下が濡れて余計に寒い。
国立2次まで後少し
春までチョコは閉まっておこう。
+
+
小旅行。
啓蟄を過ぎた春の朝、
電車を降りるとまだ寒かった。
古墳と埴輪の街を歩いて、
ご当地カフェでほっと一息。
レンタル自転車借りれば良かった。
桜の頃にまた来よう。
+
+
桜。
新しい街に越して来て
初めて通う幼稚園。
緊張している我が子の背中を
ポンと叩いて送り出す。
朝には蕾だった桜の花が
お迎えの時は咲いていた。
+
+
ただいま磯田三雄作品展を開催中です、
お近くにお出での方はちょっと覗いてみて下さい。
磯田三雄作品展はおかげさまで来場者も多く、
盛会のうちに終了する事ができました。
ありがとうございました。
+
+
芝生。
ゴールデンウィークの前半は、
「何もしない」を予定に入れた。
公園の芝生に腰を下ろして、
目を閉じ、ゆっくり息を吐く。
くすぐったさに薄目を開けると、
アリが足首を横切っていた。
+
+
旗の意味。
アイスクリームを食べながら、
イベント中の港を歩く。
ライブに屋台、船を見学したら、
ブラ下がる旗に目が止まる。
神の啓示か気のせいか。
戸惑わないで縦に読んでね。
+
+
暑気払い。
ライフジャケットを身に着けて
初めて体験するセーリング。
風に向かって舵を握れば
日本代表選手の気分。
一日遊んで火照る体に
冷えたスイカが待っている
+
+